この１ケ月の記憶が飛んでしまうくらい、私にとっては何がなんだかのうちに、「品秀寺よろこびの集い」が開催されました。

多くの皆さんのご協力のおかげで、この日を迎えられましたことに間違いありません。

親鸞聖人御誕生８５０年はもちろんですが、この地にお寺が再興して４２０年、そして今の本堂が建立して２００年、３つのよろこびを、多くの皆さんとともにできましたこと、終わってみて、時間が経つにつれ感慨深く思います。

２００年前にこの地に本堂を建立された方々の思いは、いかばかりであったでしょう。それはそれは、大きな喜びであったに違いありません。生きていく上で、拠りどころとなる仏法を、思う存分にこのお堂で聞かせていただこうと、よろこびに満ち溢れておられたのではないかと想像します。

そのお気持ちを決して忘れることなく、少しでも次の世代に繋いで行くことを怠ってはいけないと改めて思いました。

そして、「世の中安穏なれ、仏法ひろまれ」親鸞さまがおっしゃったお言葉が、お寺が存在する原点であると思いました。