坊守のつぶやき

2017.07.17  清風宝樹

7月もなかばを過ぎ、梅雨明けを待たないまま夏に突入してしまいました。

お寺も私が嫁いで来た頃は今よりずっと涼しかったように思うのですが、この頃はエアコンなしでは身の置き場がないほど、熱気につつまれているような気がします。

でも、訪ねて来られた方は、「風がよく通りますね。気持ちがいい。」っておっしゃいます。

お浄土には常に強すぎず、弱すぎず、穏やかで、柔らかい風が吹き、宝の木々を揺らし、合うはずのない音までも、自然に和して妙なる音を響かせる(清風宝樹?しょうふうほうじゅ?)とあります。お寺の雰囲気で、もしそう感じていただけることがあるとすれば有難いことです。少しでもきれいにしておきたいと思います・・・なかなか、思うばかりですが。

 

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