坊守のつぶやき

2018.09.17  下本郷町内会役員会

先週の土曜日、下本郷町内会の役員会があり、今年理事が当たっているため出席させていただきました。会長さんより、今回の豪雨災害の詳しい報告がありました。

6日夜は、畑賀地区全域で合わせて800名余りの方が非難され、一番収容人数の大きな小学校は、人であふれかえっていたそうです。その上、停電もあり、暑さの中、トイレも真っ暗で、もちろん数も足りない状況。隣の福祉センターも、ライフラインは生きているものの、水が濁っていたため、飲料用、食事用、入浴・シャワー用には使えず、大変な状況だったようです。

お寺も幼稚園も、大きな被害はなく、大人数の収容できるスペースもありますし、シャワー施設もあり、もっとお手伝いできることがたくさんあったように残念に思いました。ただ、ハザードマップには危険区域と指定があるため、今回のような災害には、公に避難場所として受け入れることはできなかったのかとも思いました・・・ジレンマです。

被災された方が、必要とされていること、物、とそれを提供できる場所、人、をつなぐコーディネーターがいれば、その思いも含めて、もっと機能したような気がしました。

記憶から遠ざかった頃にやってくる自然災害、その時その時で対処していくしかないこともたくさんあると思いますが、今回災害から学んだことを、人から人へ伝え続けていくこともとても大切なことだと感じました。

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