坊守のつぶやき

2019.07.26  お姿に導かれ

7月に入り、お寺では数々の行事がありました。
夏季法座、仏教壮年会総会・懇親会、やさしい仏教講座、幼稚園のお泊り保育、などなど・・・

たくさんの方がお寺の門をくぐり、本堂へ足を運んでくださいました。品秀寺の阿弥陀さまも、喜んでくださったことでしょう。

阿弥陀仏、本当は教えそのもなのですが、その教えが指し示す本当のことが、私たちにはとてもすぐに理解することができず、少しでもその教え受け止めることができるように、容(かたち)として現してくださったのが仏さまのお姿。

人格化して阿弥陀さまと表現してしまうと、そこでもうなんだかひかれてしまう方も多いのですが、小さい頃から、「仏さんが見よってよ」「仏さんにお供えしておいで」と聞かされながらも、仏さまなんか本当は居ってんないよ・・・なんて思ったり・・・そんなこんないろんなご縁が重なって、重なって、阿弥陀さんと呼ばせていただく日がくること、それは決して思い込みでも、偶像でもなく、確かに私を導いてくださる働きを持った仏さまとして、手が合わさるんだろうな?と思います。

上手くすっきり表現できず、長々と・・・ですが、いろんな方が手を合わせてくださる姿を通して、そんなことを感じました

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