お寺近くの田んぼでは、しっかり実った稲穂がきらきらと輝いていました。
稲刈りは終わられましたかね・・・今年は虫がついて大変だったともお聞きしました。
実るほどに頭を垂れる稲穂。人は知識や経験を積むと、ついつい大きくなって頭を下げることを忘れてしまうことがあるのかもしれません。仏法は聞けば聞くほど、あさましい自分の姿が明らかになります。
あ~そうだった・・・あ~そうだった・・・知識としてたくわえるのではなく、気づきの世界をいただけます。美しい稲穂に足を止め、自分の姿をしっかり見つめていくことを忘れずにいたいと思いました。