坊守のつぶやき

2020.11.04  黄幡さんのお祭り

急に寒くなってきました。暖房の出番です。お寺ではまだ灯油をついでストーブ、ファンヒーターを使います。

灯油を買いに行く仕事がひとつ増えますね・・・

そんな中、3日には毎年行われる大原神社、通称 黄幡さん(おんばんさん)お掃除がありました。今は一年に一度小さなお堂と境内を守っていくため、木の伐採をしたり草刈りをしたりすることが中心ですが、昔は黄幡さんのお祭りだったそうです。

お酒を交わしながら、地区の田畑や水や山のことなど、いろんろお話をされていたんでしょうね。子どもたちは、相撲大会があったとか、当時を懐かしそうに、楽しかったんよ~と話してくださいます。

品秀寺の守り神様とも言われていたようで、鳥居からはお寺の屋根を臨むことができます。

その時代を生きられていた方々の思いを感じながら、少しだけお掃除のお手伝いをさせていただきました。

小さなお孫さんもおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に来られていて、繋いでいく、繋がっていく、とても大切なことだな~と感じました。

 

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