今日で11月も終わり、残すところ今年もあとひと月となりました。人間がコロナウィルスに振り回されてしまった1年でしたね。当たり前にできていたことが、中止になったり、縮小されたり。まだいつ元に戻れるのか見通しがたちません。
そんな中、一昨日はひかり幼稚園で自園研修会を開催しました。例年でしたら、先生たちが興味のある研修会へそれぞれ参加するのですが、ほとんどが中止。それなら、講師の先生にお越しいただき、自園で研修させてもらおうということになりました。
発達障害の支援をテーマに、多くの講演活動、相談事業に携わっておられる竹内先生をお招きして、いわゆる発達障害といわれる子どもたちの疑似体験をさせていただきました。
話が聞けない・・・人とうまくコミュケーションが取れない・・・などなど、あ~そうだったのか~と気づかせてもらうことばかりでした。
その子の力の弱い部分を見つけ、そこへ適切な援助をしていく、それができるのは、ドクターではなく、いつも関わっている親と先生たちだけですよと伝えてくださいました。
その対応は、決して特別なことではなく、ごくごく当たり前のことで、仏教が教える'”まことの理”と相通じるものでした。如実知見、対機説法、仏教のお話をお聞きしているようでした。
講演後に先生とお話した時、最終的にはそこへ行き着きますねとおっしゃっていました。