住職・若院の部屋

2017.09.16  やさしい仏教講座 法難(ほうなん)

 台風襲来前夜にもかかわらず、みなさんがお参りしてくださいました。

「仏事なんでも大事典」は、仏前結婚式でした。あまりにも馴染みがありませんが、私自身も同級生の結婚式の司婚(しこん)をしたことが一度あります。ちゃんと式次第も決まっていますので、もし希望される方があれば、ご相談ください。

「見真」は親鸞聖人の後半生(60歳以降)の始まりです。帰洛と晩年になりますが、今回は法難について、詳しく学びました。それは「嘉禄の法難」(かろくのほうなん)といわれる法然聖人没後15年経過しておりながら、法然聖人の廟所が暴かれるという事件が起きています。お念仏の教えに対する厳しい弾圧が続く中で、親鸞聖人はみ教えを正しく伝え残すことに後半生を費やされたことを、みなさんと確認させてもらいました。

一覧に戻る≫