住職の部屋

2017.10.02  宗教はブレーキ 政治はハンドル

今年の流行語大賞には、政治では「忖度(そんたく)」かと思えば、ここぞのチャンスと解散を打って何とも「姑息(こそく)」だと思っていたら、こんどは「希望」となって大混乱。挙句にやっぱり憲法は大事だという人たちが立ち上がって「立憲」となりました。どれが選ばれるのでしょうか?

 人間の営みを『科学はアクセル 宗教はブレーキ 政治はハンドル』と表現されています。日進月歩の科学は踏み続けられるアクセルであり、宗教は〝これでいいのか?〟と人間自身が立ち止まり自問するブレーキである。政治は進む方向を左右するハンドルであるといわれます。アクセルもブレーキもハンドルも、欠けてはならない働きです。右往左往の中から、進む方向を定めるのが、民意の選挙なのでしょう。

 車の運転で、直進はついつい加速を生んでしまいます。また、右折と左折では、右折の方が〝要注意〟です。対向車もあれば、曲がった先の安全も十分に配慮した上で、右折しなくてはなりません。思いつきや、無理やりなどはとんでもない大事故となってしまいます。

 

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