住職・若院の部屋

2018.07.17  熊本県益城町から友人が救援物資を届けてくれました

 熊本県益城町、そうです平成28年4月に発生した熊本地震の震度7が起こった町です。その町に住む友人粟津夫妻が、今回の西日本豪雨の被害を受けていることを友人のLINEで知って、すぐさま車に必要な物資を買い込んでやって来てくれました。土のう1,000枚 分別用土のう150枚いぼ付軍手20組 ソフト手袋60袋 マスク150枚 スコップ大小合わせて14本。車の後部座席いっぱいに載せて、わざわざ熊本からです。

 「被災すると必要な物が、次々に変わってゆくんよ。?今?必要なものが大切だからね・・・・」 激しい余震が何度も起こった熊本地震を経験したからこその知見です。 「これからは、なかなか声に出して言えない人のところに、物資や救援が不足がちになるからね。」と実感のこもった言葉に、地域での声掛けの重要性を教えられました。  「それじゃ」 と、数十分の滞在で熊本へのとんぼ返り。本当に、本当に有り難いことです。

 また、その数時間前には、坊守の実家(府中明浄寺)からも、土のう1,200枚とマスクを、坊守さんが自家用車で届けてくれました。 いずれも道に迷いながらの道中でした。 さっそく福祉センターに持ち込むことができました。

熊本益城町から来てくれた粟津夫妻

 写真でお分かりのように、スコップが大小、形のちがうものをそろえてあります。これも被災の経験から、それぞれ役立つことをちゃんとわかってるんですね。

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