住職・若院の部屋

2020.07.16  やさしい仏教講座 第61回

奇数月のご命日(16日)に続けられてきた「やさしい仏教講座」が、御正忌(1月16日)以来、半年ぶりに開催できました。

地元ジャイアンツ戦最終日にもかかわらず、18人の方がお参りしてくださいました。

「仏事なんでも大事典」では、お寺に関わる呼称についてでした。「住職」「ご院家(いんげ)」「若院」「新発意(しんぽっち)」「坊守」、そして浄土真宗では「檀家」ではなく「門徒」と呼ばれています。これは他の宗派に比べ浄土真宗の信者が格別に篤信であり、称賛の意味での呼称であることを学びました。

「見真」では家族がテーマでした。 これは浄土真宗:親鸞聖人の仏教が在家仏教であり、家族・家庭の中での仏教であったからです。非僧非俗・肉食妻帯(にくじきさいたい)などの言葉を説明し、法然聖人から伝承された仏教の実践者である親鸞聖人によって、お仏壇を中心とした家庭生活を送るということが生まれたことを味わいました。

 

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