住職・若院の部屋

2020.09.16  やさしい仏教講座 お仏壇のある家庭

奇数月の親鸞聖人のご命日16日は、「やさしい仏教講座」です。 『仏事作法なんでも大事典』(中国新聞社発行)では、「お説教(お聴聞)の参り方完全ガイド」でした。お寺の活動の中でお聴聞は最も大切なものですが、門徒さんでもなかなかお参りされていないのが現状です。仏教講座にお参りしてくださる方は、お聴聞の様子もよくご存知です。

『見真』(高校生の宗教の教科書)では、「お仏壇のある家庭」の項目で、お仏壇は精神的にも空間的にも家の中心であることを確認し、「亡くなった人がいないのに、仏壇を迎えない」というのは、お仏壇を〝ご先祖壇〟と勘違いしている迷信で、私たちの人生に仏さまの教えをいただくことが目的であることを伝えました。また、蓮如上人の「本尊は掛けやぶれ、聖教はよみやぶれ」との言葉に、仏さまの教えを身近に触れることの大切さを学びました。 

一日お疲れの中を、みなさんがお参りしてくださいました。

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