品秀寺ニュース

2020.10.24  秋季永代経法座

 二日間の『永代経法座』をお勤めいたしました。初日は雨の中を、たくさんの方がお参りされました。 ご講師にお迎えした粟津慈眼師は、親鸞聖人88歳のお手紙「何よりも、去年から今年にかけて、老若男女を問わず多くの人々が亡くなったことは、本当に悲しいことです。けれども、命あるものは必ず死ぬという無常の道理は、すでに釈尊が詳しくお説きになっているのですから、驚かれるようなことではありません。どのような臨終を迎えようともその善し悪しは問題になりません」を引用し、疫病や無残な死に方を迎えることは、現代も親鸞聖人ご在世の時も同じことである事を踏まえ、その中で、どのような死に様であろうとも問題にならないと教えられた親鸞聖人:念仏の教えをするどく深くお話しくださいました。

 粟津先生のご法話は、私たちの抱える問題をストレートに取り上げでくださり、それにみ教えはどう応えてくださるのかを、さまざまな例話を交えてお伝えくださいます。 コロナ禍に戸惑うばかりの私が、はっ!と気づかされることでした。ありがとうございました。

一覧に戻る≫