弘長二年 1262年の一月十六日、「ついに念仏の息たえおわんぬ」(『御伝鈔』)。 親鸞聖人は九十歳でご往生されました。
今年はコロナ急拡大のため、御正忌法座も中止といたしましたので、ご命日の法要を、僧侶、数名のご門徒、寺族でお勤めさせていただきました。 親鸞聖人の時代にも、疫病・自然災害・戦乱が続いておりましたが、そんな中でもみ教えは伝承されてまいりました。感染症はますます厳しい状況となっていますが、ずっと続くということはありません。また、みなさんとご一緒に安心してお聴聞ができるよう、今は自粛に努めてまいりましょう。 どなたも大切にお暮しください。