坊守のつぶやき

2026.05.26  何を知らせに来てくれたの・・・共命鳥のようでした

日曜日の朝、品秀寺の庭に巣立ち前の2羽のヒヨドリが、巣から落ちてチーチー鳴いていました。今にも羽ばたきそうでしたので、そっと見守ることに。でも夕方になってもいっこうに飛び立ちません。そしてなぜか2羽はいつもくっついて移動していました・・・どういうこと??

近づいてみるとその2羽の足は、おそらく巣作りに使ったであろう遮光ネットの黒い網が絡まりくっついていたんです。これではきっといつまでたっても飛ぶことができません・・・

そこで動物が大好きなご近所の友達に相談し、動物病院へ行こうということに。日曜日の夕方でしたので、何軒も電話してやっと診てくださるところがありました。丁寧に糸を切ってくださり、やっと2羽は離れ離れになりました。糸が足に食い込んでいたため抗生物質を処方してくださって体が癒えたら巣立ちさせてやってくださいと。

明けて翌日、お寺は仏婦さんの例会。本堂から聞こえてくるお経の声に、鳥たちも大合唱。お参りの方の手もお借りして、抗生物質も飲ませました。餌もよく食べるようになり、このまま元気に巣立てると思っていたのですが、体力が持たないかもしれませんとの病院の先生の言葉通り、1羽は昨日、もう1羽は今朝、命を終えました。まるでお浄土から来た共命鳥のようでした。

仏婦の皆さんがお勤めされたお経を聞きながら、最後の一日を過ごせたことはとても幸せだったかもしれません。

南無阿弥陀仏。

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