住職・若院の部屋

2025.01.03  福島第一原発「事故」

畑賀出身であり、富山高等専門学校一般教養科助教の加島正浩執筆の『終わっていない、逃れられない  〈当事者たち〉の震災俳句と短歌を読む 』 発行所文学通信(1,900円税別)をご紹介します。 2011年3月11日に起こった東日本大震災・福島第一原発事故。

年末には、政府が3年ぶりに「エネルギー基本計画」を改定し、東日本大震災以降、原子力発電について「可能な限り依存度を低減する」としていた方針を見直し、「最大限活用する」と明記する。建て替えの条件も緩和する。との報道が流れました。 

 原発事故という重大事件を、歌人や俳人の歌を通して、その後をどう生きるのか、深く、真剣に見つめられた書物です。「忘れてしまったことすら、忘れてしまっている〝私〟に〈なにか〉を気づかせていただける書物です。 ご紹介させていただきます。

 

 

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