感染者数が多い状況下ですが、対策をしながら3年ぶりに親鸞聖人のご命日を、みなさまのご参集を受け共々にお勤めできました。
16日昼席で「御正忌法要」で「正信偈」をお勤めし、若院が「御伝鈔」を拝読いたしました。 法座では、若院が「いのち尊し」、住職が「東西本願寺(戦国時代の本願寺)」。翌17日昼席で若院が「慈悲」、住職が「往生・即得往生(そくとくおうじょう)」。それぞれのテーマでお取次ぎをさせていただきました。 東西本願寺では、品秀寺に伝わる本願寺第十一代顕如上人の絵像を披露しながら(写真左)、戦乱をやめることのできない人間の悲しさを味わいました。 17日には聖徳太子の絵像を説明しながら、玉虫厨子の「捨身飼虎図」を通して、私たち一人ひとりが慈悲につつまれた身であることを受けとめさせていただきました。
みなさま、ようこそお参りくださいました。