品秀寺ニュース

2025.03.12  安芸北組記念法要

 12日(水)13時より17時まで、安芸区民文化センターにおいて「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年記念法要」が開催されました。オープニングは桂春蝶さんの創作落語「鏡の中の親鸞~歎異抄より~」という、太宰治の夢の中で親鸞聖人が登場するという物語。<仏とは? 己とは?>に苦悶し、自問自答してゆく姿を、演じていただきました。続いて親鸞聖人のご一生が映像で流れ、品秀寺から運ばれた喚鐘を合図に、『法要』となりました。安芸北組の若手僧侶11名と参加者による「正信偈」拝読がホールに響きました。

 休憩をはさみ、「住み慣れたこの地域で最期までーそのためにお寺に期待することー」と題して、社会学者上野千鶴子さんの基調講演がありました。「おひとりさま」でも、〝安心して生き抜くこと〟が可能であることをユーモアを交えながら、お話しくださいました。そのためには、政府による制度を正しくととのえていただくことも必要であり、私たちがしっかりとチェックすることも伝えられました。講演の後、参加者のみなさんのご意見もうかがおうと、布教使の吉崎哲真師との対談が設けられ、「安楽死をどう考えられますか?」「上野先生は、〝弱者〟をどのように考えられておられますか?」など、この機会に是非ともうかがいたかったと質問があり、より一層、講演の内容が深まりました。「権力・圧力・強制力によって抑圧されることなく、たくさんの選択肢が、自由に選ばれることが、弱者を生まないことになります」とのご指摘もありました。 品秀寺からは21名、全体では500名を超えるみなさまが、参加され、「とても良かったです」「よいお話を聞かせてもらえました」「落語もすばらしかったです」と喜んでくださいました。

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