住職・若院の部屋

2020.11.16  やさしい仏教講座 聴聞のキーワード

夜7時半からの「やさしい仏教講座」にみなさんがお参りしてくださいました。

今回は『仏事作法なんでも大事典』で、「お説教(お聴聞)のルールとキーワード」ということで、お聴聞で耳にする言葉の解説となりました。「お聴聞」とは、聴くと聞くが重なる言葉ですが、「聴けども聞こえず」と言われるように、仏さまの教えに耳を傾けて聴いても、真意が聞き取れているかどうかは確かではない。お寺のお説教にお参りしても、仏の教えを間違いなく受けとめることができてこそ〝聞こえた〟のであり、そこまで聞かせていただくからこそ、「お聴聞」と表現されていることを学びました。

 その他「御開山」と「釈尊」。そして仏さまの教えを「おみのり(御御法)」と表現されるのは、お釈迦さまの覚られたのが法則であったからであることを霊山勝海和上の釈尊を解説された文章「釈尊 涅槃への法則発見者」(『やさしい真宗講座』)を手掛かりに学びました。

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