８月２６日（土）、第43回瀬野川仏教会真宗保育研修会が品秀寺本堂にて開催されました。コロナ禍以前は毎年、各寺順番で開催されていた本研修会ですが。４年ぶりの開催となりました。各保育園、幼稚園より70名の参加がありました。ご講師は三原市大和町明円寺の副住職であり、本願寺派布教使の内藤良誠師でした。講題は「見て聞いて　手を動かして　ナモアミダ　手話で味わう　如来さま」で手話の通訳などもされている経験を通じてお話くださいました。手話というのは言葉であり、言葉が通じないことに人は苦しむ。そんな言葉の世界で生きている私たちを見捨てることはできないと立ち上がってくださったのが阿弥陀様という仏さまであり、その私たちを導く言葉こそ「南無阿弥陀仏」というお念仏だということを途中で手話を交えながらお話しくださり、まだ言葉を持たない、また今まさに多くの言葉を学んでいるこども達と関わる先生方にとっても良い研修になったと思います。