品秀寺ニュース

2017.01.20  御正忌法座 ようこそお参りくださいました

親鸞聖人のご命日(1月16日)と翌17日の二日間の御正忌法座に、寒さの中たくさんのみなさんがお参りしてくださいました。また安芸北組の三寺参りで、わざわざ遠くからお参りしてくださった方もいらっしゃいました。

 親鸞聖人のご一生を画いた御絵伝(写真)をかかげ、若院が御伝鈔(ごでんしょう)を拝読いたしました。今年は、仏教には聖道門(しょうどうもん)と浄土門(じょうどもん)があり、どうして法然聖人・親鸞聖人が浄土門をお選びになったのか? 私にとっての教えは、どちらが身に添ってくださるものなのかを味わいました。 教えとしてはすばらしい聖道門も、凡夫である身、老いてゆく身、能力のちがう身ではおよばないのではないか?

そもそも仏さまの慈悲とは、医術の論理と同じで、職業や能力によって区別されるものではなく、症状の重い者からすぐさま救いとってゆくのであることを思えば、浄土門こそお慈悲より起こされた仏道であることを学びました。

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