みんなの広場

2022.03.01  安芸市民病院開設20周年

安芸市民病院が開設20周年を迎え、「記念誌」が発行されました。

「国立療養所畑賀病院」が、統廃合の対象となり廃止やむなしの中で、地元の反対運動と当時の秋葉広島市長の〝地域医療:人のいのちを守る〟病院を存続するの大英断、それに応えていただいた広島市医師会の尽力により公設民営の病院が誕生しました。 20年経過した今、コロナ感染症が起こり、統廃合以前の数十年前からパンデミック(感染症の世界的規模の流行)は危惧されていて、〝病院廃止〟を論議していた厚生行政自体がとんでもないことであったことが明らかとなりました。あらためて秋葉市長・広島市医師会の賢明な判断に深い敬意と感謝の思いを抱かせていただきます。

 緩和ケア病棟・人工透析・小児科や豪雨災害時の避難者受け入れ、駐車場の増設、感染症対策ワクチン接種など20年の間の大きな役割が「記念誌」にはつづられています。また、これから10年のうちには、病棟の建て替えを計画実施されることも明らかにされ、ますます充実した病院となることも記されています。

 

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